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抜毛症にウイッグは有り?無し?

>>抜毛症の治し方(現在修正中)<<でお伝えしたように、坊主で物理的に毛を抜くことが出来ない状況を作り、ウィッグで外出時の心理的なストレスを減らす方法は、抜毛症に対する最もメジャーかつ無難な対処法です。

昔はこんな感じの酷いウィッグが本当にありましたが、今はウィッグも進化してバレるリスクもどんどん下がってますからね。

バレバレのウィッグ

僕も様々な方法を試しましたが、やっぱりこれが1番良かったと思っています。

と言っても、当然デメリットもあるので、自分の経験も含めながら抜毛症にウィッグはどうなのか。ということをお話したいと思います。

抜毛症の人にとってウィッグは行動が制約されにくい

ウィッグを選択しようと考えている方は、恐らく、抜いて薄くなった毛髪をアレンジでは隠しきれなくなってきてしまった人だと思います。

かくいう僕も、昔は色々やっていたもんです。

  • 毛髪が増えたようにみえるスプレーの使用
  • 髪の分け目の変更
  • 金髪や茶髪などの髪染め
  • 帽子の着用       などなど・・・

でも、頭頂部周辺の抜毛が激しくなると、もう何をしたって隠せなくなってしまうんですよね。

たまにあるんですよね。気が狂ったように抜きまくっちゃう夜が・・・

翌日、布団に落ちてる大量の髪を集めてゴミ箱に捨て、鏡で自分の頭を確認して、昨夜の事を後悔しても、もう遅いんですよね。

この状態で外に出て人と話すのは、地獄。

抜毛症に帽子は?

まあ、こういうヤバい夜を過ごしてしまった時は翌日引きこもるか、帽子被りますよね。でも、帽子だと帽子を脱ぐシチュエーションをものすごく避けるようになります。

中学高校とか無理ですし、バイトや仕事とか無理ですし、帽子かぶりながら食事とかマナー的に微妙なので、外食も抵抗出てきますし、旅行なんかも当然無理ですよね。

いきなり帽子とってくる人もいますからね。アレとか勘弁して欲しいですよね。

と、ちょっと話がそれましたが、帽子で誤魔化そうとすると、行動がものすごく制約されちゃうんですね。

これ、ものすごくストレス。

コレに比べると、ウィッグの場合は、絶対に避けたいのは、ジェットコースターと温泉とプールくらいで、日常生活には支障が出ません。

ウィッグの場合、髪は伸びませんし、完全に自然には出来ないので、「バレるかも・・・」というストレスからは脱却は出来ません。

しかし、様々な隠し方の中で最も日常生活でストレスが少なく、行動が成約されにくい方法だと思います。

なので、ウィッグを被ることは、すごくおすすめ。

ウィッグの安心感が抜毛癖を重症化させていく

しかし、ウィッグはある意味では危険。

ウィッグを被れば、普通にオシャレが出来ますし、自信を持って外出することも出来ます。ウィッグを被ることに安心感を感じるようになります。

これが結構厄介なんです。

ウィッグの落とし穴

抜毛症の原因で触れましたが、ウィッグの安心感が、普段の抜毛症を悪化させる可能性が結構高いです。

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ウィッグさえあれば、外出できるからちょっと抜いても大丈夫。っていう甘えというか隙が生まれやすくなるんですね。

自分の知り合いでもこのパターンにはまった人が結構多いです。

抜きたくなった時に自分でブレーキを踏むためには、日々の意識が大事。

「抜いたらマズイ」「抜かないでいれば美容室で可愛い髪形にしてもらえる」というような危機感や希望を常に持ち続けることが大切ですが、ウィッグがあると、こういう意識が希薄になりがちなんですね。

だって、抜いてもウィッグがあればなんとかなりますからね。

「ウィッグを被ることで、直接毛髪に手が届かなくなるので、抜毛症の治療に役立つ」とか言うカツラ屋がいますけど、

いち部分だけ抜毛してしまう人で、部分ウィッグでカバー出来る場合、その部分ウィッグが取り外しが出来ないタイプであれば、確かに効果はあると思います。

が、多くの方は特定の部分だけでなく割と広範囲に渡って抜くタイプで、全頭かつら、フルウィッグで、取り外しのできるものを選択されると思います。

取り外しできるタイプのウィッグの場合、取ったら抜くんですよ。

試しに、家の中で帽子を被って生活してみてください。これ、ほとんどの方が失敗します。

帽子を被ることで、頭が痒くなるんですよ。頭に違和感があるので、頭に意識がいきやすくなるんですよ。

カツラでも同じことになります。むしろこれで、抜く回数は増える可能性が高いです。

なので、ウィッグをつければ、抜毛症は治せる。というのは嘘ですし、むしろ悪化する可能性があると僕は思っています。

ウィッグ+坊主ならかなり効果的

思春期の女性には抵抗があると思いますが、現実的な方法として、ウィッグに坊主が最もおすすめです。

  • 外出時はウィッグでストレスの少ない状態
  • 自宅時は坊主で抜こうにも抜けない状態

坊主の自分の姿を見ることで、危機感は常に感じることが出来ますから、心に隙が生まれにくいです。

自分もこれで治したので、強くおすすめしたいです。

ちなみに、最近では抜毛症をカミングアウトする人も結構いて、土屋光子さんなんかは完全にウィッグを使いこなしてますよね。

土屋道子(※これはスゴイ!なんとお美しいことか・・・)

抜毛は長い間続くと、発毛を司る毛乳頭が死んでしまい、髪が再生してこなくなってしまいます。

そういった状態にならない、もしくはそういった状況を減らすために、早いうちにこの判断をするべきだと自分は考えています。

ウィッグがバレて抜毛症が発覚してしまったら?

これ、抜毛に悩む方の永遠のテーマですよね。別にウィッグじゃなくてもバレるシチュエーションって沢山ありますよね。

抜毛症はある意味、人目との戦い・バレることに対する恐怖との戦いでもあります。

僕は少なくともウィッグにしてから3回はバレています。

僕が気づいていないだけで、気づかれていた事も結構あると思いますが、確実に「あっ……今バレた!」と自分で分かったのは3回です。

抜毛症対策のウィッグがバレた!

過去にウィッグがバレたのは友人2人と、仕事関係の人です。

友人のうち1人は、昔から信頼できる親友だったので、思い切って正直にカミングアウトしました。

残りの2人は、副作用で毛が生えなくなる薬を飲んでる。とか、そんな感じの嘘をついきましたw

これ、抜毛症の方なら分かると思うんですけど、カミングアウトってものすごく勇気が必要だし、カミングアウトしたことで、軽蔑されたらキツいですし、同情されたらそれはそれでキツいじゃないですか。

抜毛症への世間の理解はまだまだ浅い

抜毛症ってまだまだ理解されていないですし、偏見も多いです。

Wikipediaには抜毛症は衝動抑制障害て書いてあります。で、衝動抑制障害の項目を見ると、抜毛症は放火魔とか窃盗犯とかと同じ障害だって書いてあるわけですよ。

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いやいや・・・いくら何でもこれは酷い・・・・・・

確かに抜毛症には衝動抑制障害的な側面はあるかもしれないです(僕は否定的ですが)

でも抜毛症である僕は放火や窃盗に快感は感じるわけありません。あくまで快感は毛を抜くことに対してのみ感じるわけで。

だから抜毛症を放火魔や窃盗犯のような犯罪行為と同じ項目で一緒に語ってほしくないんですよね。本気で。

一緒に書かれていると、僕たちが犯罪者予備軍みたいじゃないですか。

天下のWikipdiaがこんな調子じゃ、抜毛症への理解なんて全く期待できません。カミングアウトなんて気軽にできるわけありません。

カミングアウトするには、相手への信頼と、心の準備が必要なんですよね。

でも、いきなりバレちゃったりしたら、ポロッと嘘を言ってしまうんですよね。

「副作用」っていうと、それ以上突っ込んで来ないので、アリっちゃアリかもしれないです。

これが、正しい方法だとは思いませんが、偏見が怖いので、こういう方法もアリかな。と思います。

抜毛症におけるカツラ・ウィッグ まとめ

最近のウィッグはかなり精巧な作りになっていて、薄毛を再現するものまであるくらいなので、ウィッグバレの心配は本当に少なくなりました。

薄毛処理をしたウィッグ(左:頭頂部の薄毛まで再現したウィッグ 右:普通のウィッグ)

ただし、抜毛症でウィッグを使う場合、それはあくまで坊主とセットであることが条件です。

坊主にせずに、今の髪型のままウィッグをしてみて、抜毛しなくなればそれが一番良いですが、多分、多くの方が難しいと思います。

抜いてしまう場合は、更に悪化してしまう可能性が高いので、思い切って坊主にしてしまうことをオススメします。

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