抜毛症のせいで恋愛に苦労

抜毛症のせいで恋愛に苦労

抜毛症のせいで恋愛に苦労

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八朔さん 30代前半
兵庫県 自営業

私が抜毛症になったのは、18歳の時でした。

 

高校3年になるまで自分で髪の毛を抜いたりすることはなく、いたって普通の高校生をしていました。しかし、部活動を卒業した3年の夏以降受験勉強に毎日強いストレスを感じ始めていました。

 

勉強をしなければいけないというプレッシャーと部活動などで楽しい青春時代を過ごした思い出などが頭の中でぐるぐると駆け巡るほか、好きな人もでき無事に付き合うことができるようになっていたこともあり、一緒の大学進学したいという気持ちが芽生えるなど何かと勉強をしなければいけないというプレッシャーが日に日に増していきました。

 

そのようなストレスが急激に増え始めた冬に、なんとなく髪の毛を触っていると心が落ち着くような感情が芽生えていることに気がつくようになりました。

 

強いストレスを感じた時に、自分の髪の毛をさわすることで心が穏やかになる感覚は、他の何をしても感じ取ることができないような特有なフィーリングでした。

 

しかし、次第に髪の毛を軽く引っ張って感じる髪が皮膚から引っ張られる感覚が快感のように感じるようになり、やがて髪の毛を1本ずつ抜いて行くときに感じる痛みがまた心を穏やかにさせていきました。

 

以来、強いストレスを感じた時や何気なく髪の毛に関心が向いた時には髪の毛を抜くという行為が通例かして行くようになり、後頭部の髪の毛を何本も抜いてくような生活がスタートしました。

 

後頭部を抜いているので、自分では鏡ごしに見ることができないことからどのような状態になっているの自覚症状がわかりづらいところもあり、当時付き合っていた彼女から「頭どうしたの?」と言われて初めて自分で抜いていた髪の毛の量にショックを受けてしまいました。

 

彼女からは、すごく心配をされてしまいやがてこのことがきっかけで別れることになりました。

 

好きな彼女と一緒の大学に進学することを目標に勉強をしてきた私にとっては、別れは目標を失わせるには申し分ないことでありより一生抜毛症を促進するきっかけとなってしまいました。

 

何本抜いても髪の毛の抜ける瞬間の痛みというのは何事にも代えがたい気持ち良さと心の落ち着きを与えてくれることから自分ではコントロールをすることが困難な状況になっていました。

 

やがて、このような状況を心配していた母から、何かの病気かなかしらのサインかもしれないから一度病院にいきましょうと言われ私は病院へと連れていかれました。

 

ただし、最初は何科にいけばいいものかわからずとりあえず皮膚科などにいきましたが、精神科に行くことへとなりました。

 

抜毛症の症状は発生するきっかけは人それぞれということで、私の場合は抜毛症になる前と後で大きく異なるのは、住んでいた環境でした。

 

部活動を引退し、受験勉強に対してストレスを感じることや彼女との別れという追い討ちに対して自分の心では制御できないほどの強いストレスを感じていたことなと複合的な要素が絡み合い結果として抜毛症を発症したことが考えられるということでした。

 

とにかくこのままでは、自分で自分の行為を抑えることができないことで、また女性とのおつきあいができなくなることや自分の人生を棒に振ってしまうことへの不安感がありました。

 

とにかく薬を飲んで気持ちを落ち着かせることが一番大事な治療法だとおしえてもらい治療を始めました。

 

薬を飲むようになり、確かに心が穏やかに感じる日が増えて行くなど、効果が見られました。

 

そのような薬による治療を行なって行く中で無事に大学進学を果たすことができました。大学進学を機に気づけば抜毛症の症状がなくなっていき、頭皮もまた髪の毛が生えてくるようになりました。

 

自分の中でも心の中でイライラしたり不安な気持ちに押しつぶされそうになるという不安もなくなり、今では抜毛症の症状は以前に比べると全く別人のように症状が出てこなくなりました。

 

ストレスを感じている環境に長くいることは、抜毛症などストレスが影響する病に陥る可能性が高いことに気づかされました。

 

その後、無事に大学でのキャンパスライフを全うし社会人となっている今は無事に彼女もできまして、仲良く楽しく過ごしています。

 

全く抜毛症時代の症状や後遺症というものもないので、よかったと感じる日がしばらく続いたほどでした。

 

しかし、今は抜毛症を克服したものと感じて日々を過ごしているのですが、また再発することもないとは言い切れないことから、1つの対策を行うようにしています。

 

それは、自分で髪の毛が抜けない程度の短さにまで髪の毛をカットしておくということです。

 

長さを2センチから3センチほどの長さにバリカンで刈るなど自分で髪の毛を抜くには時間がかかる他、つかむ事すら難しい状況にすることで、環境をコントロールするようにしています。

 

抜毛症から自分の身を守ることができるようになる上に、今ある髪の毛や頭皮を傷めないで済みますから、うまくバランスをとりながら生活をおくれるようになりました。

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